幼き日に別れ、二つの数奇な運命を辿った兄弟が再会・・・なんてのはドラマ常套手段、んな事ある訳ないと思っていたら。

グレ男です。
かつて半家猫だった(庭でおばあさんに餌をもらっていた)頃は同じような姿の兄弟と母猫と3匹一緒でしたが、いつの間にか孤独で餌にもありつけなくなり我が家に来て1年半。
今やセレブ風にキャットタワー最上階に座っております。
警戒心も野生美もどんどん失われ、手足デローン

ところが数ヶ月前にご近所さんからの報告:
「こないだグレ男ちゃんそっくりの猫見かけたの。逃げたのかと思って心配してた。」
そんな事聞いたら気になっちゃって、いつもキョロキョロして歩いておりました。ええ、猫バカです。
そうしたら先日、公園の隅にグレー色の猫が!
すぐさま母に電話し、息をひそめて後を追いました。ええ、猫バカです。
追っかけていたら、警戒してこちらを向いて鳴きました。
色そっくり。
白地がちょっとだけ少ないけど柄もそっくり。
手足の太短さもおんなじ。
目も黄色い。
しかも鳴き声ナオーンも一緒だ!
歩き方も似ている!

間違いなく兄弟だと思われます。
住処あたりにはその子供だか親戚だかも発見され
更にどんどんうちの猫が増えるのか
その名はグレ太郎グレ子とかかな
と一時は親子で頭を抱えておったのですが、
どうも庭で餌をもらっている平和な半家猫らしいので安心致しました。
でもやっぱり人相ならぬ猫相も変わるものなのでしょうかね。
グレ男に無理矢理リードをつけて感動の再会を狙おうかと無謀な妄想中です。
「アニキ、唸らないでー怖いよー」
「腑抜けになったなお前も」
「久しぶりの路上は柔らかい肉球に砂利がくい込んで痛いよー」
「なんだその萎んだタマは!」
「アタシ、ニューハーフになったの」





















by 流 麻二果
延長する位の激しき混雑だそう…